2025年度 会長所信
越木岩青年会は本年、50周年という大きな節目を迎えました。長い年月を通した活動により、今や地域はもちろん市内・阪神間においても注目される団体となり、兵庫県や西宮市から表彰を受ける程に成長しました。今の青年会は、こうした諸先輩方の「郷土色豊かな楽しい町づくり」に対する熱い想いと懸命な努力の積み重ねの上に立っていることを実感し、次世代へとバトンを繋ぐための大切な1年にします。
一方で、時代の流れとともに様々な地域団体が担い手不足などの課題に直面する中、私たちの活動を持続可能なものとするためには、誰でも無理なく参加しやすい雰囲気、成功体験を積み重ねられる安定した土台、失敗を恐れずチャレンジできるサポート体制といった組織づくりが大切です。その上で、全会員には「自主的な奉仕精神」を発揮するための新たな一歩を踏み出して欲しいと考えています。
そこで、今年度の越木岩青年会は

をテーマとします。
「前途」はこれから先の道や目標までの道のりを、「洋洋」は広々としたさまや満ちわたるさまを意味し、未来が広々と開け、希望に満ちている様子を表す言葉です。次の50年に向けての新たな船出にあたり、会員一人ひとりが青年会活動に主体的に参画することで、この先どんな荒波も乗り越えて行けると信じています。
2025年度越木岩青年会 事業計画
■越木岩青年会発足50周年記念事業の実施
■地域活性化のためのサマーフェスティバル・イン越木岩の開催および持続可能な運営の検討
■世代を越えて地域と繋がる秋祭りだんじり巡行の開催および持続可能な運営の検討
■地域団体への事業協力を通じた、存在意義の周知および協力関係の強化
■誰もが参画しやすい雰囲気を醸成するための親睦事業ならびに会員の拡大と新入会員のケア
■地域内外に向けた越木岩青年会および青年会ジュニアの活動広報
■その他、5年先までを見据えた持続可能な会の在り方の構築

第51代越木岩青年会会長 多田 裕