2024年度 会長所信

 1975年に発足した越木岩青年会は、本年で50年目を迎えます。諸先方の熱い思いと懸命な努力の結晶により、越木岩青年会は今や越木岩地域を超えて阪神間でも注目を集める団体となりました。現役世代の私たちは、越木岩青年会の長い歴史に誇りを持ち、次の世代に引き継ぐ責任を果たさなければなりません。
しかしながら、近年のボランティア団体を取り巻く環境は厳しいものとなっています。人手不足や、つながりの希薄化から、多くの地域団体が活動の縮小や存続の危機に直面しています。私たちにとってもこれは他人ごとではありません。そのような環境の中ですが、私たち青年会では、次代を担う若い世代が力を発揮し、活動の原動力となっています。そのような若い世代の活躍の場をより拡充することが、強固で持続可能な組織を作り上げるために必要不可欠であると考えます。しかし、若い世代が台頭すると同時に、多くの経験豊富な先輩方が卒業を迎える状況でもあります。この変遷の中で、現在、越木岩青年会は組織の過渡期に位置しています。残された期間の中で、先輩方からしっかりと伝統を受け継ぎながらも、新しいものを取り入れ、若い世代が主導する「街づくり」や「地域活性化」に一層注力する所存です。
以上のことから、今年度は、

あああ

団体名称を活動テーマとするのは少し変わっていますが、「越木岩青年会」の言葉の重みを今一度噛みしめ、「50年目を迎えるにあたり、改めて越木岩青年会の存在意義を明確に示すために、我々“青年”が中心となり、地域のために力強く物事を推し進める」そんな決意が込められています。

【2024年度越木岩青年会 事業計画】
 5年ぶりとなるサマーフェスティバルin越木岩の開催
 地域・関係団体への積極的な関与を通じた、青年会の存在意義の周知および協力関係の強化
 子供たちのための、新規主催事業の企画および開催
 秋季例大祭の開催および持続可能な運営方法についての検討
 越木岩青年会発足50周年記念事業に向けた企画および準備
 組織力強化のための親睦事業の開催、および会員維持・拡大活動
 ジュニア活動を通じた地域教育への貢献と、次世代人材の育成

 

第50代越木岩青年会会長 藤原 康平