第47代会長 多田 裕
諸先輩方の熱い想いと懸命な努力の積み重ねにより、越木岩青年会は今や地域はもちろん市内・阪神間においても注目される団体となりました。一方で我々を取り巻く環境や世の中の価値観は大きく変わり、さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、ボランティア活動を続けていくことが容易ではない時代を迎えています。
こうした中で昨年は、組織や事業を維持継続していくためのビジョンが必要だと考え、中・長期的な観点から将来こうありたいという姿を明確にするために、まずは越木岩青年会の存在意義や活動目的を再確認しました。その中で気づいたのは、「新しい一歩を踏み出すためには、まず足もとをきっちりと固めること」が大切だということです。
そこで、今年の越木岩青年会は
今
足もとを固め、未来を見据える。
をテーマとして活動します。
これまで受け継いできた伝統を理解するためにも、これからのあるべき姿を考えて行く上でも、今という軸が定まっていないとぶれてしまいます。越木岩青年会の目的を達成するために、今何をするべきか。今の時代に合った組織運営や事業内容は、どのようなものか。これらの課題と向き合い、10年後、20年後も持続可能な組織であり続けるための基礎を固めます。
2021年 事業計画
○地域を元気づけるサマーフェスティバル・イン越木岩の計画・開催および今後の運営方法についての検討
○ 秋祭りだんじり巡行の開催および今後の運営方法についての検討
○ 会員相互の連帯感を深めるとともに、他団体との繋がりを強めるための交流事業の実施
○ 職務の棚卸と整理による簡素化および効率化
○ その他、持続可能な組織であるための運営方法の検討と改善